この記事では
恋人、パートナー、友人、家族、同僚…自分のそばにいる人が、自分に心を開いてくれないことが辛い。そんな風に感じたこと、人生に何度かあるのではないでしょうか。私たちは相手の心を開くことができるのか?いいえ、できません。そんな時に自分自身を見つめる方法を解説します。
Contents
彼が心を開いてくれない時
大切な人が、心を開いて話してくれない。
本音を言ってくれない。
気づいたら、気持ちがすれ違ってしまった。会話もなくなってしまった。
大切な人と近づきたいのに、あれやこれや、試してみるのに。
どんどん離れていくと感じる。
そんな時に、自分を冷静に見つめるための方法がこちらです。
あなたはどんな気持ちがしていますか?書いてみよう!
「心を開いてくれない彼」について自分の気持ちを正直に書いてみましょう。
彼に本当にぶつけたい言葉を書いていきます。(はまだの大切な相手は男性なので、「彼」に統一しましたが、「彼女」でも「あの人」でもなんでもOK!)
「私ばっかり話して、何も話してくれないなんて酷い!」
「もう私のこと好きじゃないのかも!」
「なんでいつも黙り込むの?!」
えいえい!どんどん書いてみましょう!
あなたはどう振る舞っていますか?書いてみよう!
「彼が心を開いてくれない!」と思っている時、あなたは彼に対してどう振る舞っていますか?
- 不機嫌になる
- 悲しそうな顔をしてみる
- 「言って!話して!」とオーラを出してみる
- 「何か言いたいことはないの?」と聞いてみる
いろいろ人によって違うと思いますが、書けましたでしょうか?
あなたが思っていることを「〜すべき」という断定文にしてみる。
「彼が心を開いてくれない…」と悲しい気持ちになっている、あなたに言います。
それは「彼は、私に心を開くべき」と思っているということです。
そーんな強い口調で思ってないよ!!!と思うかもしれません。
ただ、人は「○○すべき」と思っているものが叶わない時に、強い悲しみやストレス、怒りを感じるのです。
さあ、みなさん書いてみましょう!
「彼は私に心を開くべきだ」
「彼は私に本音を言うべきだ」
「彼は私と話し合うべきだ」
「彼は私に嘘をつくべきではない」
はまだが好きな3つの「置き換え」
はい!断定文ができたら、ここからが本番です。
私の師匠、Byron Katieのワークに3つの「置き換え」というものがあります。
これは、今現在の自分を客観的に見る最高のツールです。冷静さが戻ってきます。
彼との関係を良くするために、必要なのは感情的な振る舞いではありません。冷静さです。
「彼は、私に心を開くべきだ」という例文で、いってみよう!
置き換え① 内容を正反対にする。
「彼は、私に心を開くべきではない」という文章をつくります。
そして、それに納得する理由を探してみましょう。
考えてみて下さい。
「なんで話してくれないの?!」
「心を開いてくれないってことは、私のことが好きじゃないのね。」
「もういい。私も話さない。」
あの手この手で彼の心を開かせようとして、開きましたか?開いてないから苦しくて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
あなたのその方法は逆効果。そんな逆効果に、相手の心が開くわけがないのです。
「彼が私に心を開くべきでない」理由を、ゆーっくり考えて、書いてみてください。
置き換え② 主語(相手と私)を入れ替える。
「私は、彼に心を開くべきだ。」
自分が心を閉ざして、相手にだけ心を開いてもらいたいなんざ、都合のいい話なのです。
相手にしてほしいことを、私たちは、相手にするべきなのです。
「彼は私にもっと優しくするべき」であれば、「私は彼にもっと優しくするべき」というように。
あなたが彼に心を開くと、どんな風になりますか?
いくつでも構いません。どんどん書いてみましょう。
置き換え③ 自分自身に置き換える。
「私は、私に心を開くべきだ。」
人からしてほしいことを、私たちは、自分自身ですることができます。
「私自身が私に心を開くべきだ」と言うとき、あなたはどんなことが思い浮かびますか?
ずーーーっと彼のことばかり考えていて、自分自身の心を無視していませんか?
自分自身の声を聞いてみた時、あなたはどんなことを感じるでしょうか。
「怒りで半分忘れていたけど、私は本当に彼のことが好き。」かもしれないし、
「彼のことばかり考えて、自分のことをないがしろにしてきたな。」という思いかもしれない。
おわりに。Byron Katieの動画をご紹介。
この「置き換え」をして、何が起きるのか?
私たちは、このワークをする前よりも冷静になっています。
冷静になると、自分たちのすべきことに気づくことができます。
リソースはこちらの動画。
私自身、「彼が心を開いてくれない。どんどんすれ違っていく。」と思っていた時にこの動画に出会いました。
そう感じて心強くなりました。そして内容を見て、すごーく気持ちも楽になりました。
私たちは、相手をなんとかしようと、現実と戦うから辛いのです。
相手をコントロールすることは不可能。じゃあ私たちは何ができるんだろう?
自分への問いかけから、世界は広がります。
紙とペンさえあれば、広い世界へ旅にでることができます!ぜひ!お試しあれ!