自己紹介

この記事では、ブログ運営者はまだの自己紹介と野望について書きたいと思います。

 

はじめまして!はまだと申します。

精神障害者支援のNPO団体でソーシャルワーカーをしています。

精神障害がある人たちの話を聞いたり、一緒にクッキーを作ったり、ご飯を食べたり、病院へ行ったり、そんなことをしながら働いています。

突然ですが、2021年を情報発信の年にすると決めた私です。

現在2020年の終わり頃。突然Twitterを始めたり、このブログを始めたりして、着々と来年への準備を始めています。と、いうのも、ソーシャルワーク(福祉全般)という仕事が

  • もっとポップなものであってほしい
  • もっと楽しいものであってほしい
  • もっと自由なものであってほしい

そんな気持ちを多くの人に伝えなければと思ったのです。

この発信を通して、全国のソーシャルワーカーさん達とつながりたい!これからソーシャルワーカーになりたい学生さんたちともつながりたい!ソーシャルワークという仕事に疲れてしまった人達ともつながりたい!

そんなわけで、ソーシャルワークという仕事と、はまだという人間について、ここではご紹介させていただきます。

ソーシャルワークとは

ソーシャルワークとは、一言で言うと、困っている人とサービスをつなげる間に立つ役割だと私は思っています。同時に、その対象者と一緒にソーシャルアクションを起こしていく役割もあると思います。

そしてその対象は様々。私の場合は精神障害者が対象ですが、それ以外の障害者、家族、子供、高齢者、生徒、困っている女性、男性、もう、困っていたらどなたでも対象です。場所も、地域、学校、施設、病院、役所、どこでもです。

ソーシャルアクションと言いましたが、ソーシャルワーカーには社会を変えていくための活動を支えていく役割があると思います。普段私は神奈川精神医療人権センターという団体に所属していて、精神科病院の閉鎖性、世界ダントツの病床数、たくさんの身体拘束に疑問を投げかけ、活動しています。これ、ソーシャルアクションだと思う。

そして今年私が気づいたことは、情報発信の重要性です。今はSNSも発達して、一般人がどんどん情報を伝えていける時代なのです。なーんで今まで気づかなかったんだ!

精神疾患がある方たちと働いていると、大きな差別や偏見、たくさんの困難があることを実感します。まだまだ偏見が持たれている精神障害。障害の持つ暗くて怖いイメージを、私は塗り替えていきたい。もっとポップで明るくて楽しい事実を伝えていきたい。そのための発信を、私もする必要があると一念発起。ブログやツイッターを始めたのです。

はまだとは

はまだと呼んでくださいー
はまだ

図書館で出会った「ソーシャルワーク」という仕事

私は高校の図書館で、デイヴ・ペルザー著「itと呼ばれた子」を読んで、児童虐待があること、虐待問題のある家族のためにソーシャルワーカーという仕事があることを知りました。母親から虐待されていたデイヴを助けたソーシャルワーカーの描写がかっこよかったので、「私もソーシャルワーカーになりたい!」と思ってから、キャリアに関してはずっとソーシャルワークのことだけ考えてきたように思います。

大学時代はアメリカで過ごしました。

その後はアメリカのミネソタ州で大学へ進学。BSW(ソーシャルワーク学位)とMSW(ソーシャルワーク修士)をとって、日本に帰国。その後は精神障害者支援のNPO法人で働いています。現在9年目!

児童虐待に関するソーシャルワークがしたいと思って進んだこの道ですが、蓋を開けてみたら、困っているのは子供だけじゃなくて親だってすごい辛い思いをしている人がたくさんいるし、アメリカでは難民問題や移民問題が盛んに議論されているし、ジェンダー関係だって悩みや偏見が多いし、障害なんて困難だらけだし、ソーシャルワーカーが関わる人は子供だけじゃない。たーーーーーくさんいると実感。

帰国後は精神障害分野で働くことに

大学院が終わって、どの分野で働こうか考えた中で、やっぱりメンタルヘルスが大切!と精神保健福祉業界で働くことにしました。日本の学校を出ていなかったので資格も何もなかったけど、現在のNPO法人が雇ってくれました。途中専門学校に通い、精神保健福祉士の資格をとり、現在に至ります。

また大学院に行くことにしました

精神保健福祉の仕事は、やったらどんどん興味が湧いて、終わりがありません。

人のココロはどうなってるの。どうしてこんな制度ができたの。国はどうやって制度を作っているの。なぜこれはこうなのー。なーぜー。そんな日々です。

中でも、精神障害者が健康に暮らしていくために、精神科病院への通院や入院以外の方法はないのだろうかというのが私の大きな興味です。面白いことに、この業界はいろいろ活動していると、多くの研究者に出会います。その方々にも触発され、もう一度大学院に行くことにしました。

2020年、大学院生活スタート。コロナの影響でオンラインで授業しています。

日々、先生からは「本当に学がない…」と呆れられながら研究について勉強中です。修士論文の話もブログでちょこちょこできたら嬉しいなと思っています。

同時に、神奈川精神医療人権センター立ち上げに参加

2020年5月、神奈川精神医療人権センターが立ち上がりました。こちらに参加しています。

一気にわー!と集まって、わー!とできあがったこちらの団体。精神医療にお困りの方から相談を受けて、一緒に解決していくための団体です。HP(https://kp-jinken.org/)も見てみて下さいねー。

おわりに

長々と自己紹介をしてきましたが、いかがでしょうか。

私のソーシャルワークへの愛、感じていただけたでしょうか。

福祉って地味だし、暗いし、働けども働けどもちょっとしかお給料がもらえない。

そんなイメージがありませんか?そう思って働いたらそうかもしれない。

でも、皆さんに知ってほしい。楽しいことがたくさんあるし、かっこいい人たちがいっぱい働いているし、これからの時代に大切な仕事だと思います。あとは、新しい働き方があると思う。どこかに所属する以外にも、フリーランスのソーシャルワーカーが今後どんどん出てくるのではないかと予感しています。フリーで福祉をするって、どんなことができるのか。働き方を検討している毎日です。

では、そんなわけで!ぜひ!一緒にソーシャルワーク、しようぜー!

はまだ

© 2024 アイカワ駅から出発 Powered by AFFINGER5